11/10/2008

Thank god!

「良かったぁ」くらいの意味なんだけど。あと Oh my god! とか Geez! (=Jesus Christから来てるそうだ)とか、ここにいる人たちの驚嘆は無意識レベルで神様に結びついている。というか、単なる習慣なのだろうけど。

日曜の朝、仲良くしていただいている教授に、街の教会のミサっていうのか分からないけど、説教を聞いて歌をうたってお祈りをするという集まりに連れてってもらった。なんだろ、そういう説明を聞いて、もっと荘厳な空間や賛美歌を想像していたのだけど、全然違ってた。教会も、もともと小学校だった建物を教会として使っていて、見た感じ100人弱くらいの街の人たちが元体育館だった場所(バスケットゴールもそのまま)に集まって、エネルギッシュでスーツを着た司教さんが熱い語り口調で聖書のお話をして。

何より印象深かったのは、歌を歌うのって、前にギター・ベース・ドラム・ピアノのバンド(主に中年層)がいて、ポップとも言えるゴスペルをみんなで歌うのね。もう、老いも若きも関係なく、思うままに手拍子したりゆれたり踊ったり、手を天にかざしたり、中にはバンドメンバーじゃないのにタンバリン持参で来てるおじいさんが合いの手入れてたりして。

なんというか、衝撃だった。ここでいう「宗教」というものの身近さ(ポップさというか)や、それによって人々が確かにつながってる感覚、それがごく当たり前のことで、楽しんでる感さえあるということが、八百万の神様を個人的に何となーく感じたり時々お参りをしたりしつつ、「宗教」=荘厳、近寄りがたい、しばしば胡散臭いという日本的?な考えを持ってる私にとって、新しい世界を見たとしか考えようがなかったのね。つか、「天使にラブソングを」の世界のまんまじゃん。

私はやっぱり日本人で、万物に宿っているさまざまな神様というのを信じる考え方をこの先もずっとしていくんだと思う。けど、キリスト教や、それに限らず宗教というものを知ってみるのもいい勉強だなと思った。教授の言葉を借りれば、「クリスチャンになったほうがいいとかそんなことは言わないけど、ここにいて英語を話してる人がよく口にする人(=上述の"God"ね。正しくは、神は神であって人ではないけど・・・)がどんな存在なのかを学ぶことは無駄じゃないから!」 うん、そうだな、と思った次第です。

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