4/30/2009

モモ。

私の米国留学生活も、来週木曜で終わりです。土曜のフライトで帰国します。ああ、めっちゃ待ち遠しい。

来週が期末テストweekでみんな勉強モードなんだけど、私が取ってた授業は日々の提出課題がめちゃくちゃ多かったのが今日でほぼ終了して、あんなに忙しかったのに急に気がぬけた。一応テストあるから勉強しなきゃなんだけど。。

ところで前の週末の日曜に、International Food Festival という、留学生たちがお国自慢料理を作って大勢の人に振舞うようなイベントがあった。少数民ジャパニーズは、作るの楽だし!という理由で「肉団子」になった。くしに刺して、焼き鳥屋のつくね風。けっこう美味しくできてよかったなぁ。

で、少数民ゆえに肉団子一品だけ作ったんだけど、多数民族ネパーリ(ネパール人ね)は、さすがにいろんな料理のブースを出していた。

で、はりきってネパール料理を食べてみたら、美味しかった!場所柄、中華とインドの相の子って感じ。食べたのは、サモサと「モモ」。

サモサはインドにもあるけど、中身がマッシュポテト的なものだった。サモサと一緒に、ひよこ豆のカレーも売ってた。インドの豆カレーと違って(多分)、水っけの多いスープ状のカレー。それをすごく食べたかったのに、行ったのが遅くてカレーだけ先に終了してた。悔しい。

あと、ネパーリのみんな大好きな「モモ」。これ、日本(中国?)でいう蒸し餃子とほぼ一緒。一つ違うのは、かけるソースかな。私が食べたのはマイルドなトマトっぽいソースだったけど、彼らは辛いもの好きなので自分たち用には激辛ソースを作るらしい。

でも、ネパール特有の米料理があるんだけど(名前忘れた)それは前にも食べたことあるんだけど、、、ほとんどの日本人には恐らく受入れ難い味・・・お米にドライフルーツと香辛料を混ぜて炊いてるっぽいんだけど、何でも美味しいと思う私ですら、一口食べてあとは遠慮したという経験が。

それを抜かせばネパール料理、なかなか素敵。インド料理よりおいしかったな♪

4/13/2009

ファイヤードリル

火災のための避難訓練のことを"Fire drill"という。ということを、ここ数日でなぜか2回も突発的に行われた避難訓練の最中に知る。日本人感覚で言うと、ドリルって、あの小学生がやる、計算問題とか漢字問題とかの練習帖じゃないですか?(それよりタナカカツキのバカドリルを先に思い出したけど…)

先週は夜の9時ごろに、さーてジムにでも行くか、と着替えていたところ、寮の火災報知機が突然鳴り出した。その一時間前に共有キッチンで蕎麦を茹でていた私は、「あれ、電気コンロのスイッチ切り忘れた?」と一瞬ヒヤっとしつつ、元の服に着替え直して寮の外に出る。その後で、単なる訓練だったらしい、と噂で聞く。誰も予告しないし、誰も事後報告をしない。確かに、このほうが緊迫感が出るんだろうか。。。

今日は午後の授業の最中にまた警報が。えー、と思いつつ外に出る。今日はあったかくて天気が良く、ぞろぞろと校舎から出てきたみんながちょっと嬉しそう。

その途中でクラスメートに「日本でも火災訓練とかトルネード訓練ってあるの?」と聞かれた。
「いやー火災はあるけどトルネードは日本では起こらないからなぁ。。。」
「日本はトルネードってないんだ!へぇーいいねぇ。って私も見たことないけど。」
「地震訓練ならやるよ。この辺は地震起きないんだよね?」
「アメリカだと、カリフォルニアのあたりなら地震は起こるけど、ここではないよ。」
トルネード・ドリルって響きがすごいインパクト。

ちなみにトルネード訓練は、建物の地下にもぐったり、地下がないときはとりあえずかがんだりするらしい。所変わればだね。

4/12/2009

ブログを考える

このブログ自体は自分のための防備禄、あと仲良くしていただいている方々にたまに覗いていただければ嬉しいかな、という漠然とした目的で、何となーく書いている。一目で分かると思いますが・・。それで時々「もうちょっとちゃんとした内容を心がけるべきだったなぁ」なんて思い直したりするのだけど、実行に至っていないのです。。

一方、前にも少し触れたことのある"Writing and New Media"という授業で、課題の一環として"Life with Language"というブログも書いてます。で、この課題を始める前に、「いいブログはどんな特徴を持っているか?」ということについて議論して、そこで出てきたのが以下の項目。

・ トピックに関連する写真や絵、リンクが適切に挿入されている
・ 文章は長すぎず短すぎず。
・ ブログを通して書き手のアイデンティティが形成されている
・ 「何を目的としているか」がはっきりしている
・ 読み手のことが考えられている

一つ一つの項目は単純なことなんだけど、実際にこういったこと全てを考慮しながら、特に客観的になって書き続けるということは大変だということを、この授業のブログ作成を通して学びました。

特に大変なのは、内容が多岐にわたりつつも一貫したテーマを保つ、ということ。これはブログを面白くする要素の一つだと思うんだけど、ただそのテーマについての専門家である必要はなくとも、ある程度の正確な知識が必要になってくる。客観的な事実があってこその、個人の感想や意見。

一方で、そのテーマについての説明などをするにしても、あまりに込み入った内容を長々書いてしまえば、その内容について強い興味がある人以外の読み手にとっては退屈になってしまうし。だから、どのような読者を想定するかというのも大事なポイント。(私は空気を読まず(笑)つい長く書いてしまうからなぁ。。)

上に挙げた注意点リストはどんな書き物にも通じる感じがするんだけど、これが紙の本だったり新聞だったり、媒体が違ってくると、同じ内容を伝えるにも考えるべきポイントはまた変わってくる。紙媒体にはリンクとかコメントとかいう機能がないしね、こういうのもけっこう大きい。あと、Mixiとブログも全然違うよね、ターゲットとする読者層が全然違い得ることを考えれば。

こういうことを考えていくと、ブログ道は奥が深い。。。おもしろいなぁと思う。

それで、今週の課題は「これまで書いてきたブログをお互いに批評しあいましょう」というもの。何言われるかヒヤヒヤしてたけど、今のところ割と好評。嬉しいっ。